「寄生獣」レビュー
御無沙汰しておりました。と言っても、私のブログを好き好んで見る人もいなかかろうと思っていましたら、なんと読者登録をしてくださった奇特な方が…Σ(・ω・ノ)ノ!
ありがとうございます(^◇^)これからは、観たらすぐ書きたいと思います!
そして、以下の映画レビューは、12月30日に観たものを正月明けに書いてUPしようとして断念したものに加筆したものです。文章が迷子になっておりますが、それも愛嬌ってことでよろしゅう頼んます。
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新年初のレビューが「寄生獣」だなんて、お洒落度もへったくれもありませんが、
それでも観ましたので、書いておこうかと。
そもそも、元々観ようと思っていたのは、「海月姫」か「ベイマックス」だったのです。しかしながら、行くメンバーの都合上、一番理想的だったのが、「寄生獣」だったわけです。私自身は「海月姫」がベストだった訳ですが、「寄生獣」は私の好きなBUMP OF CHICKENが歌う曲が主題歌であったし、面白そうだったので、観ることにしました。
観た感想としては…。グロシーンがリアル&考えさせられる映画だなと。
グロシーンに関していえば、血の色を赤ではない色にすることによって、より不気味さや奇妙さが強調されていたり、残酷なシーンを多用することで恐怖の感情を増長させていたりしました。
ごちゃごちゃ喋っていた(煩かった)カップルも、グロシーンが続くにつれて、声を無くしていました。あれは、カップルで観るべき映画では無いかと思われます。
考えされられる映画と言ったのは、物語に登場する化け物は本当に化け物なのかという問いがあるからです。化け物は人間を食べる故、「悪」とみなされます。しかしながら、化け物は自らが生きるために人間を食べているのです。人間を絶対的なものとする世界観は或る意味で傲慢なものなのかなと感じました。
そもそも、この映画は、20年ほど前の同名漫画「寄生獣」が基となっています。
私は漫画を読んだことが無いので何とも言えませんが、わりと丁寧に創られている印象で原作が好きだった方にもわりと抵抗なく見られる作品であったのかなと思いました。主演の染谷将太さん(菊地凛子さんとの結婚おめでとうございます!)の演技も良かったですし。
全体としては、満足な映画でした。
ただ一つ、不満を言うとするならば…
これも、前後編かよ…二部作かよ…ということです。
映画は1本にどれだけの熱量をかけられるかだと思うのです。
前後編を完全否定するつもりはないけれど、前篇の前哨戦感のあるものも少なからず
あるような気がして、映画においてはあまり好きではないという個人的な感想で
終わります(^◇^)
素人の映画論という、面倒なものをまき散らしてごめんなさい(笑)